OpenAIが発表した最新の動画生成AI「Sora2」、もう耳にしましたか？
「なんだかすごいらしい」という噂は聞いたけど、
・で、どうやって使うの？
・料金は？
・招待コードって何？
と、たくさんの「？」が頭に浮かんでいる方も多いと思います。ご安心ください。
この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします。
Sora2の具体的な使い方から、分かりやすい料金プラン、そして一番の関門である招待コードを入手するためのコミュニティー紹介、さらには注意すべき偽物アプリの見分け方まで、
この記事一本でまるっと解説していきます。
株式会社クロススキル代表「かみね」
AI活用ライター兼AIコンサルタント。 ChatGPT登場初期からの豊富な実務経験を活かし、AIで執筆したKindle本で9冠を達成。 240名以上が受講するAIライティング講座の講師も務めています。 現場での実践経験豊富なAI専門家として、業務効率化を支援する爆安AI顧問を提供しております。
Sora2（動画生成AI）の特徴を解説
さて、まずは「Sora2って一体何者なの？」という基本のキからお話ししますね。
これまでも動画を作るAIはありましたが、Sora2はちょっとレベルが違う、そんな感じです。
Sora2（動画生成AI）とは
Sora2は、ChatGPTを開発したOpenAIが作った、テキストから動画を生成するAIの最新バージョンです。
一言でいうと、「文章で指示するだけで、めちゃくちゃリアルな動画を作ってくれる魔法の道具」みたいなものですね。
以前のバージョンSora1から、とんでもない進化を遂げています。
リアルな動画生成ができる
これまでの動画生成AIって、どこか「惜しい！」感じがありませんでしたか？一見すごいんだけど、よく見ると物の動きがおかしかったり、重力を無視しているような…。
Sora2がすごいのは、その「惜しい！」を乗り越えてきた点なんです。
例えば、以前のバージョンに「グラスに氷を入れる」動画を作らせると、氷が水面を突き破っても水しぶきが上がらなかったり、波紋が不自然に広がったりすることがありました。
でもSora2は、ちゃんと氷が着水した瞬間にリアルな水しぶきが飛び、きれいな波紋が広がっていく様子を描写できるんです。
まるで現実世界のルールをちゃんと学習したかのようです。
この物理法則の理解って、すごく地味なようで、実はとんでもない進化なんです。
だからこそ、人が歩く姿や雨が地面を濡らす様子みたいな日常の風景も、違和感なく自然に見えるようになったんだと思います。
プロンプトだけで音声付きの動画が生成できる
個人的に一番驚いたのが、映像と一緒に音声も作ってくれる点です。
これまでは、映像はAIで作って、音声は別で用意して、編集ソフトで合体させるのが普通でした。
でもSora2は、「渋谷でおじさんが政治のインタビューを受けている」とお願いするだけで、自然な日本語で話す声はもちろん、その口の動きまで完璧に再現された動画が出てくるんです。
これには本当に焦りました。
もはやテレビのワンシーンですよ。制作の手間が革命的に減るのは間違いないですね。
アニメや2Dも動画生成できる
Sora2はリアルな実写映像だけが得意なわけではありません。
プロンプト、つまり指示次第で、アニメや2Dイラストのような、さまざまなスタイルの動画も作れます。
例えば、「〇〇しているアニメ」と入れるだけでアニメが一瞬で作成できます。
表現の幅がとてつもなく広がったなと感じます。
これまで苦手だった立体的な動画も克服
以前の動画生成AIって、どこか動きが平面的というか、不自然さが残ることがありました。
でもSora2は、カメラワークの指示にもかなり正確に答えてくれます。
「車のCM」みたいな、カーアクションで見るような複雑なカメラの動きも再現できるんです。
映像のコントロール精度が格段に上がっていて、もう「AIっぽさ」みたいなものは、ほとんど感じなくなりましたね。
Sora2の使い方（スマホ）
じゃあ、実際にどうやって使うの？って思いますよね。
理屈は分かったから早く触ってみたい、というのが本音だと思います。
ここではスマホ（iPhone）アプリ版のSORA2の使い方を、手順を追って解説していきます。
やってみると、思ったよりずっと簡単ですよ。
Sora2のアプリをインストール丨招待コードを入力する
まず最初に、iPhoneのApp StoreからSORA2のアプリをインストールする必要があります。
検索するときに「Sora OpenAI」と入力するのがおすすめです。「Sora」だけだと、全然関係ない別のアプリが出てきちゃうことがあるので。
アプリをダウンロードしたら、AppleアカウントかGoogleアカウントでログインします。
そして、ここが最初の関門なんですが、ログイン後に「招待コード」の入力を求められます。
そう、この招待コードがないと、残念ながらまだ動画を作ることはできないんです。
この招待コードについては、後ほど詳しく解説しますね。
Sora2アプリの偽物が多いので注意
ここで一つ、すごく大事な注意点があります。
SORA2が話題になっているせいで、App Storeには偽物というか、紛らわしい名前のアプリがたくさんあるんです。
僕も最初に探したとき、「え、どれが本物？」ってちょっと戸惑いました。
間違って変なアプリをダウンロードしないように、必ず提供元が「OpenAI」であることを確認してくださいね。
焦ってダウンロードして、個人情報を抜かれたりしたら最悪ですから。
プロンプトを入力する
無事にログインできたら、いよいよ動画制作です。
アプリのホーム画面の下の方に「＋」ボタンがあるので、そこをタップします。すると、テキストを入力する画面が出てきます。
ここに、あなたが作りたい動画のイメージを文章で入力するだけです。
いわゆるプロンプトですね。
例えば、「公園でかわいい柴犬がスケートボードに乗って、楽しそうに滑っている様子」みたいに、具体的にお願いするのがコツです。
カメオを設定する
Soraアプリには、「Cameo（カメオ）」という面白い機能が搭載されています。
これは、自分の顔写真をアプリに登録しておくと、AIが生成する動画の中に自分自身を登場させることができる機能なんです。
ちゃんと本人の許可があれば、友達の顔を登録して動画に出演させることもできます。
これ、絶対に楽しいですよね。
友達同士で変な動画を作って送り合ったり、新しいコミュニケーションが生まれそうで、個人的にすごくワクワクしています。
動画をタイムラインに投稿する
プロンプトを入力して動画が完成すると、その動画は自分のプロフィール画面にある「下書き」フォルダに保存されます。
そこから動画を選んで、キャプション（説明文）をつけたり、簡単な編集をしたりできます。
そして、「動画を投稿する」ボタンを押せば、TikTokやInstagramのリールのように、Soraアプリのタイムラインに動画が公開されます。
自分が作った動画を世界中の人に見てもらえるのは、なかなか嬉しいものですよ。
Sora2動画生成の精度を上げるプロンプトのコツ
Sora2は「猫が走る」みたいに簡単な言葉でも、それっぽい動画を作ってくれるのがすごいところです。
でも、せっかくなら映画のワンシーンみたいな、自分の想像通りの映像を作ってみたいですよね。
そのためには、プロンプト、つまりAIへの「お願いの仕方」にちょっとしたコツが必要です。ここでは、あなたの動画生成の精度をグッと上げるためのポイントを紹介します。
Sora2（動画生成）のプロンプト6つのポイント
質の高い動画を作るには、AIに「どんな映像が見たいのか」を具体的かつ分かりやすく伝えることが大切です。
以下の6つの要素を意識してプロンプトを作ると、AIがイメージを理解しやすくなります。
「夜の渋谷スクランブル交差点で」のように、時間や場所、雰囲気などを具体的に指定します。これを決めるだけで、映像の土台がしっかりします。
「青いパーカーを着た10代の少年が、少し不安そうな表情で」というように、登場する人やモノの特徴、服装、感情まで細かく設定します。主役が具体的だと、物語が生まれます。
「スマホを見ながら横断歩道を渡っている」といった具体的な動きや仕草を指示します。アクションが加わることで、映像に命が吹き込まれます。
映像の印象を大きく左右するのがカメラワークです。「ドローンで上から撮ったような感じで」とか「顔をドアップで」みたいに、どんな視点で撮影してほしいかを伝えます。
「本物みたいなリアルな感じで」とか「ジブリのアニメみたいに」など、映像全体のテイストを指定します。色味や質感の希望を伝えるのも効果的です。
「街灯の光で影が長く伸びている」「雨が降っていて、地面が濡れている」など、光の当たり方や天気、音、特殊効果といった追加の要素を盛り込むことで、映像の深みが一気に増します。
サンプル動画を作ってみた（プロンプトの例アリ）
夕方のコンビニ。小さな黒猫がスルリと店に入り、パンコーナーに向かって走る。若い女性店員が『こら！』と叫びながら猫を追いかける。カメラは店内を横から追従。ジブリ風アニメーション、コミカルで明るい雰囲気。
Sora2の料金プラン
「こんなすごい機能、どうせお高いんでしょう？」と思いますよね。僕もそう思いました。気になる料金プランを分かりやすく表にまとめてみました。
| プラン名 | 料金 | 主な内容 | こんな人におすすめ |
| Sora2（基本機能） | 無料 | 動画の生成が可能 。ただし、1日に作れる数や動画の長さに制限あり 。 | とりあえずSora2を試してみたい人、個人で少しだけ使ってみたい人 。 |
| Sora2 Pro | 月額200ドル | ChatGPT Proプランの一部として提供 。高解像度で長め（最大20秒）の動画が作れ、ロゴの透かしも入らない 。 | 高品質な動画を作りたい人、仕事などで本格的に活用したい人。 |
| SNSアプリ「Sora」 | 無料 | 動画の視聴、投稿、Cameo機能、リミックス機能などが使える 。 | AIが作った動画を見て楽しみたい人、気軽に動画を投稿してみたい人。 |
Google スプレッドシートにエクスポート
※SNSアプリ「Sora」は将来的に、動画をたくさん生成する場合には追加料金が発生する可能性も示唆されています 。
無料で試せるのは、やっぱり嬉しいポイントですね。ただ、本気でクオリティの高い動画を作りたいなら、Pro版を検討することになるかな、というのが正直な感想です。
Sora2 Proについて
Sora2 Proはスマホ版ではまだ実装していません。WEB版ではモデルをチェンジして使えるようですがChatGPT Proプランを使っていても使えない場合があるようです。
本格的にリリースされたら仕様変更があると思われるので一旦様子を見ておきましょう。
Sora2の招待コード入手方法
さて、前のセクションでも触れましたが、SORA2を使う上で一番のハードルとなるのが、この「招待コード」です。
これがないと、残念ながらアプリをダウンロードしても動画を作ることができません。
ここでは、その招待コード入手方法について詳しく解説します。
アプリ版は招待コードが必須
2025年10月現在、SORA2は誰でも自由に使えるわけではなく、完全な招待制となっています。
一番手っ取り早いのは、すでにSORA2を使っている友人や知人から招待してもらうことです。
ユーザーには招待コードがいくつか配られるようなので、周りにアーリーアダプターな方がいれば、お願いしてみるのがベストですね。
パソコン版は招待コード不要だが機能をフルに使えない
パソコンのブラウザ版とスマホのアプリ版では、使える機能に差があるという情報も一部で見られます。
特に、動画にBGMを付けられるのはアプリ版だけ、といった話も耳にします。
ただ、この点については、現時点で当社が確認したナレッジの中には、BGMの有無といった具体的な機能差に関する明確な記述はありませんでした。
情報が錯綜している可能性もあるので、新しい情報が分かり次第、この記事も更新していきたいと思っています。
「Sora2 招待コード リレー」と検索してグループを探す
「周りに使っている人なんて、いるわけないじゃないか！」 …ええ、分かります。ほとんどの方がそうだと思います。
そんな時は、X（旧Twitter）などのSNSで探してみるのが一つの手です。
「Sora2 招待コード リレー」といったキーワードで検索すると、招待コードを譲ってくれる人や、コードを共有しあうコミュニティが見つかることがあります。
ただし、注意も必要です。知らない人とのやり取りになるので、個人情報を渡したり、お金を要求されたりするような怪しい話には絶対に乗らないでください。
信頼できる相手から招待を受けるようにしましょう。
Sora2の招待コードリレーのグループ紹介
当社代表のかみね氏のLINEオープンチャットにてSORA2の招待コードリレーを行っています。
下記の投稿のリプからご参加ください。
招待コードの出し方・渡し方
アカウントのトップ画面から左上にある「〇〇件の招待」と記載があると思います。そこをクリック。
次に招待コードが表示されるので、こちらを共有することでSora2に招待できます。
Sora2の登場で動画生成AIに革命が起こる（まとめ）
さて、今回はOpenAIの最新動画生成AI「Sora2」について、具体的な使い方から料金プラン、招待コードの入手方法、そして偽物アプリへの注意喚起まで、網羅的に解説しました。
Sora2が持つ、現実と見分けがつかないほどのリアルな映像と音声をテキストだけで生み出す力は、間違いなく動画制作の世界に革命を起こします。
今はまだ招待制という少し高いハードルがありますが、いずれ誰もが当たり前のようにこの技術を使える日が来るはずです。
その日に備えて、今のうちから情報をキャッチアップしておくことが、これからの時代を乗りこなす鍵になるかもしれません。
当社としても、このSora2の動向には引き続き注目していきます。新しい情報が手に入り次第、またこのブログで共有しますので、ぜひチェックしに来てくださいね。
